良縁に恵まれる縁結びの神事 大和町吉岡八幡神社 島田飴まつり

島田飴祭り
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島田飴の『伝説』
昔々その昔元和の昔沢埋め、山平らげて築きたる今村という村が今の吉岡である。
 その頃、鶴巣というところからお八幡様をこの地におうつし申し村の氏神様としてお祭りをした。
恒例により毎年歳の暮旧十四日に祭事が行われ、この日をお八幡様のおとしとりの日と称したのである。とある暮十四日神主様が村を通りかかると白酒屋横丁から、高島田に結うたお嫁さんがあらわれた。神主様はこのお嫁さんをいたく見染められ、恋慕の情絶え難く悶々の日は幾日もつづき、間もなく病を患ってしまった。
 この事件が村のうわさとなり、村の人々は相寄り協議し、白酒屋(当時酒と菓子商を営んでいた)で島田飴をこしらえ奉納申上げご慰問することになった。神主様はこの島田の飴がたいへんお気に入り、薬ともなく愛用したがたちまち病は回復した。神主様は深く村の人々に感謝し毎年歳の暮旧十四日を吉辰の日とし縁結びの祭事を催すこととなった。
 それから毎年このお祭りの日には、村の酒屋連中の若者がハダカ祭りをするようになりそれがだんだんに一般の人々がお数詣りというて、自分の年齢だけお百度まいりをする風習となった。これに因んで今でも歳の暮旧十四日には近郷より、たくさんの若衆がお詣りに雑踏し、神社境内に島田飴の店がひろげられ、縁結びやら誰もが之を購い、併せてよき年のくるよう祈願するようになった。
 星霜幾百年、当時記念樹とした老木は縁結びの神木として、今尚高く聳えている。